2021.05.12夏は複合機のトラブルに注意!快適に使うための3ポイントを解説
毎日何気なく使っているOA機器ですが、夏になると、なぜか複合機の調子が悪くなる経験はありませんか。
季節によっては注意をしないと、障害が起きて快適な利用が出来なくなる場合があります。
これから暑く、湿度も高くなる夏場に向けての注意点をならべてみました。
ぜひ、参考にしてください。
トラブル1: 紙づまり
これからの季節に多くなる用紙トラブルとして複合機、プリンター使用時の紙詰まりがあります。
今までと使用頻度が急増していないのであれば、
マシン側の不調を疑う前にコピー用紙のチェックをしてみるのも大切です。
梅雨の季節ですとコピー用紙は湿気を含み、コシがなくなります。
複合機、プリンターの用紙搬送経路を通過する際にはある程度の用紙のコシがないと
搬送ローラーですべったり、通路に引っ掛かりやすくなったりと、紙詰まりのリスクが高まります。
紙づまりを防ぐポイント
まず、用紙の保管に気をつけてください。
購入した際に包装紙から出すのは使用する直前にしましょう。
包装紙から取り出して室内に出したまま保管すると、どうしても用紙の吸湿量が増えてしまいます。
もし、どうしても包装紙から出して使い切れなかった際は、ジップロックのような密閉できる袋などに入れて保管をしてください。
これだけでかなり違います。
また、複合機・プリンターの用紙カセット内に入っている用紙でも、あまり使用頻度が高くないと、やはり梅雨時など雨が多い季節は吸湿しがちです。
そんなときには機種によって保温ヒーター機能がついているのもがありますので、これを利用してみてください。
複合機・プリンターの横や裏側など、分かりづらいところに保温ヒータースイッチが付いていることも多いので、ちょっと探してみてください。
トラブル2: 印字が薄くなる
雨の季節、朝出社していつもの複合機・プリンターを使用した際に、印字されたものがなんだか薄い気がする・・・。
そんなケースがあります。
これはマシン不調の原因以外に、トナーカートリッジを使用するマシンの場合は、機内でトナーを混合されている現像材と呼ばれる粉末状の消耗部品が吸湿していることが原因の可能性もあります。
とくに、古いマシンでは起こりやすいです。
印字トラブルを防ぐポイント
室内の空調を使用して、30分~1時間経過してから用紙10枚程度テスト印字を行ってみてください。
湿気が原因であれば、画像に改善があるはずです。
トラブル3: 外装の日焼けによる劣化やエラー
室内で使用するOA機器でも、窓際で直射日光に長時間さらされている状態は良くありません。
PCやビジネスホンなどもそうですが、複合機・プリンターも夏の強い日差しは苦手です。
一度日焼けした外装はもとには戻りませんし、機内温度が上がり過ぎると消耗品の劣化が早まったり、内部の温度センサーが誤反応したりして、エラーメッセージが出る場合も考えられます。
トナーやインクカートリッジも同様に劣化が早まります。
外装の日焼けによるトラブルを防ぐポイント
窓ぎわなど、直射日光が当たる場所に設置されているOA機器がある場合は、ぜひブラインドやカーテンを使って、光を和らげてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
トラブルは思わぬタイミングで突然発生します。
これらのポイントを参考にしていただき、夏でも快調に複合機を使用してください。