2021.10.04免許証の両面を1枚にコピーできる!コピー機の便利機能をご紹介
日常生活において、運転免許証や健康保険証のコピーが必要になるケースは少なくありません。
そのような際は、コンビニエンスストアや会社の複合機を使ってコピーをしている方が多いと思います。
普通にコピーを行うと、表面で1枚、裏面で1枚の合わせて2枚も用紙が必要です。
実は、1枚の用紙にコピーできる便利機能が複合機にはあります。
今回は、複合機の便利機能のひとつであるカードスキャンについて説明していきます。
1.カードスキャン機能の使い方
各複合機メーカーによって「カードスキャン機能」や「IDカードコピー」と呼ばれています。
これまでは、両面コピー機能を使って1枚にまとめたり、表面をコピーした用紙をもう一度用紙カセットに入れ直してカード裏面をコンタクトガラス面で少しずらして上手く用紙1枚にまとめたりしようと悪戦苦闘されていた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
ところが、カードスキャン機能を使うと簡単にカードのコピーができます。
カードの表面を読み込み、続いてカードをひっくり返して裏面を読み込みます。
そうすると出力された用紙には表面、裏面が並んで印刷されます。
コンタクトガラス面へのカードの置き方は各社さまざまです。
・ガラス面の左奥の角に二辺をぴったり付けて読み込む方式
・同じく左奥に合わせますが角にはぴったり付けず、すこし余裕を開ける方式
・一定の読み込み範囲内であればカードをきちんと並べず乱雑に置いたとしても自動で読み込み、出力した用紙上できちんとならんで表示される方式
どの方式かは事前に確認しておくと良いでしょう。
なお、コンタクトガラス面の上に付いている原稿自動送り装置(ADF)はカードスキャン機能では使用が出来ませんのでご注意ください。
さらに、コピーするカードサイズは倍率拡大が可能な機種もあます。
小さなカードに文字が小さく記載されていたとしても、この機能を使えば記載内容が大きくはっきり見えて便利です。
カードスキャン機能は通常、コピー機能画面のトップには表示されていません。
メーカーによりますが、コピー機能画面で「特別機能」ボタンなどを押すと「カードスキャン」のボタンが表示されますが、不慣れだとこの機能を探すことに時間がかかってしまうことがあります。
メーカーや機種によっては、よく使用する特別機能をトップ画面へショートカットとして表示できる場合もあります。
こちらを使ってみると、さらに便利になるかもしれません。
2.カードスキャン機能でコスト削減
1枚の用紙の片面のみの印字で済むため、カウンター料金は1枚分のカウントアップになるため、両面印刷に比べてお得です。
細かい事柄ですが、大量にカードコピーをする業種の事務所ではコストメリットにつながるでしょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
カードスキャン機能を使うことによって、仕事の効率が上がりコスト削減にもつながります。
複合機には、便利なのにあまり知られていない機能がいくつもあります。
業務内容によって使い方をご提案することも可能ですので、困ったことがありましたらお気軽に当社までお問い合わせください。